インプレッサの進化&WRC|インプレッサ改造車買取日記

■GD後期(鷹目)<WRC>

■GD後期(鷹目)<WRC>

■GD中期(涙目)<市販車> <WRC>

 1800mmに拡幅されたことによってハンドリングの迷宮に入ってしまったインプレッサだか、2006年に再び市販車のフェイスリフトを受けて、WRカーも通称鷹目と呼ばれるフロントマスクに変わった。当時の最先端であったエアロダイナミクス取り入れている。また、この年からアクティブデフが禁止となり、通常のデファレンシャルに戻されている。こうしたさまざまな改良や対策を講じてインプレッサWRC2006がデビュー。

 恒例ともいえる第3戦メキシコからの投入であったが、2006年シーズンを未勝利で終わる。小改良を経てインプレッサWRC2007に進化するも、翌シーズンも未勝利。スバルとしては屈辱の2シーズンとなってしまった。

 こうした負のトンネルから抜け出せないスバルワールドラリーチームとは対称的に、PWRC参戦を続ける新井敏弘は再び2007年のチャンピオンを獲得。市販車としての素性の良さは疑うべくもなかった。